蓮群 雄莢 がお贈りする日々の徒然日記。 僕が目撃した笑撃の瞬間を共有しようと始めた個人ブログサイトです。
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こんばんは。
真夏の祭典も終わり、秋がもうそこまで迫っていますね。
今年も事務所の皆さんと夏祭りに行って参りました。
H嬢の浴衣姿はとっても可愛かったです。
あ、もちろん他の皆さんも良くお似合いでした。
□□□□□□
「メカニックさーん、準備できましたー?」
今日も元気なT嬢の声が事務所に響きます。
皆さんとお出かけできるとあって、今日はまた一段と嬉しそうです。
こんな笑顔を見せられたら、所長だってOK出すより他ありませんよね……。
少々不機嫌ながらもソファーに腰掛け、漆黒の浴衣に身を包んだ青年に、僕は苦笑を零します。
福眼ですね〜。
あ、もちろん写真は撮影済みです。
本国にいらっしゃる所長のご両親にもお願いされてますから、ぬかりはありません。
そんな事を思ていると、最期のお一人が資料室から出ていらっしゃいました。
「へー」
「あら、中々似合うわね」
「そ、そうですか?何だか色々心許ない気がしますが……」
「浴衣ってのはそういうもんだって、あんま気にすんなよリン」
大人組が、和気藹々と話している時の事です。
「ねーねー、準備できたんだから早く行こうよ!!」
もう待てないと立ち上がったT嬢が、所長の手を引き駆け出そうとします。
「うわっ!」
お約束と言えばお約束。
履き慣れない下駄を履いたT嬢が、バランスを崩し倒れ込みました。
咄嗟だったのでしょう。
目の前にあった紐を掴んでしまったT嬢に、悪意は無かったのだと思います。
ハラリと開ける紺色の浴衣。
声にならないメカニックさんの悲鳴が木霊します。
「「「「「「…………………………」」」」」」
現れた真っ赤なふんどしに、僕等の目は釘付けになりました。
「ま、人の好みはそれぞれだしな」
ソファーの上で涙目で体育座りしているメカニックさんに、坊主さんが慰めの声を掛けます。
僕たち男だけならともかく、女性が3人もいらっしゃる中でのご開帳ともなれば、中々立直れませんよね。
御愁傷様です。
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