蓮群 雄莢 がお贈りする日々の徒然日記。 僕が目撃した笑撃の瞬間を共有しようと始めた個人ブログサイトです。
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前回の続きです。
□□□□□□
某方がもやしを大量買いしたその翌日、僕はポン酢とチーズ、そして卵を
手に事務所へ向かいました。
「Rさん、これ良かったら貰って頂けませんか?」
「!!? Y、Yさん、宜しいんですか!!?」
「え、えぇ。ご近所さんから頂いたんですが少し多くて困ってたんで」
「ありがとうございます。大切に使わせて頂きます!」
振り向いたR氏の上擦った声と本気の目がちょっと怖かったです。
僕とした事が少し怯んでしまいました。
何はともあれ喜んで頂けたなら良かったと思う事にします。
そんな事のあった数日後の事です。
ずどーんという音が聞こえてきそうな程落ち込んだR氏が出勤なさったのは。
正直関わり合いたくない気もするんですが僕は勇気を出して訊いてみました。
「どうかなさったんですか?」
僕の声にR氏は幽鬼のような表情で振り返りました。
そして鬼気迫る瞳で語られたのは最近いつものスーパーでもやしが買えなくて
非常に困っているとの事でした。
野菜の価格高騰が続いたため、世の家計を預かる奥様方の味方なもやしは
R氏が買い物に行ける閉店間際には売り切れて存在しないとの事でした。
「では代わりになるものを探されてみてはいかがですか?」
「.....................代わり?」
「えぇ。栄養価もあって安くてお腹が膨れるものは結構ありますから」
「.....そう、ですね。明日にでも探してみます」
「頑張って下さい」
その何気無い、本当に他意の無い言葉の所為でまさかあんな事になろうとは
僕はこの時思いもしませんでした。
続きはまた後日。
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